2010年06月06日
うつじゃなくて、双極性感情障害!
「精神科 養生 の コツ」を読んで確信(!)した。
友人Rはうつ病じゃなくて、双極性感情障害(そううつ病)だ!
もう病前性格がもろにRそのもの!という感じ。
自分大好き。自分を認めてくれる他人も好き。
しばらく会わないときに来るメールなんか、これをできたわたしを誉めて誉めて光線でてるし。
職業も、患者さんが多いと書かれていた分野そのもので。
***
うーわーー。
すっきりした
ボーダーやら、パーソナリティ障害、発達 障害に、統合失調症と色々文献読み漁ったのですが、ようやくしっくり合った説明に出会えました。
感激。気分さわやか!
友人Rはうつ病じゃなくて、双極性感情障害(そううつ病)だ!
もう病前性格がもろにRそのもの!という感じ。
自分大好き。自分を認めてくれる他人も好き。
しばらく会わないときに来るメールなんか、これをできたわたしを誉めて誉めて光線でてるし。
職業も、患者さんが多いと書かれていた分野そのもので。
***
うーわーー。
すっきりした
ボーダーやら、パーソナリティ障害、発達 障害に、統合失調症と色々文献読み漁ったのですが、ようやくしっくり合った説明に出会えました。
感激。気分さわやか!
2009年11月04日
遠方より朋来る(*^o^*)
思いもかけず、遠方からやって来てくださった知人にお会いできました(^o^)/☆
朝イチで連絡戴いて、夜合流して。
あぁ、本当に楽しく、よく喋りました。
こんなに喋ったのはいつぶりでしょう?
皆の消息を聞いたり、こちらの近況をお知らせしたり、ちょうど向こうが今、気にしてはることがまさに私もどんぴしゃ!の内容で、おもわずお悩み相談室になりかけたり・・・。
***
今年も来るよね?って期待してる人いるよ!とも言われてしまいました。
殆んどタッチ&ゴー紛いの滞在時間を、楽しみにしてくださってるとは!
これから仕事の分担が増えるからって週始めに予告されたところなので、スケジュールをにらめっこ中。
うーん、いつ行くのだ??
2009年09月27日
不眠症?
夏休みが終わり、2ヶ月ぶりに会った友人は、酷く覇気が感じられませんでした。
休み前から眠れないのが続いていると聞いておりましたが、ひどく重く沈んだ雰囲気だったのです。
近くの医院で眠れないからと診察を受けたが、睡眠導入剤を飲みはじめて朝起きづらいのが酷くなった…と彼女は述べました。
***
後期が始まって数週間、いっこうに状況は改善されずあの病院で大丈夫なの?って話しをし始めた頃。
薬の影響で朝起きられないから、朝食の時間に間に合わないと彼女が言いました。(朝夕の食事つきの住まいにいたのですが、朝食がサーブされるのは9時まで!)
芥子菜(私です)と夕食が一緒でなければ、1日に口にするのは大抵コーヒー数杯と、ソイジョイまたはマグヌードルだけだとも。
***
それを聴いて、あまりのことに、内心でぎゃーっ!!と叫びました。
もしもし、お嬢さん??両方ともそれらだけで1日賄えるような代物ではありませんわよ!(*_*)
休み前から眠れないのが続いていると聞いておりましたが、ひどく重く沈んだ雰囲気だったのです。
近くの医院で眠れないからと診察を受けたが、睡眠導入剤を飲みはじめて朝起きづらいのが酷くなった…と彼女は述べました。
***
後期が始まって数週間、いっこうに状況は改善されずあの病院で大丈夫なの?って話しをし始めた頃。
薬の影響で朝起きられないから、朝食の時間に間に合わないと彼女が言いました。(朝夕の食事つきの住まいにいたのですが、朝食がサーブされるのは9時まで!)
芥子菜(私です)と夕食が一緒でなければ、1日に口にするのは大抵コーヒー数杯と、ソイジョイまたはマグヌードルだけだとも。
***
それを聴いて、あまりのことに、内心でぎゃーっ!!と叫びました。
もしもし、お嬢さん??両方ともそれらだけで1日賄えるような代物ではありませんわよ!(*_*)
2009年09月11日
素敵な大人の見本
友人に診断がおりた頃の私って暴走していたなぁとしみじみ。
年上の知人たちは、この考えなしの若人たちは、本当にもう!!ええ加減にしなはれ!!!(と各々、函館方言と津軽弁と南部方言と庄内方言で)と思ってらっしゃったでしょうが、素敵すぎるフォローをあふれるほどにくださいました。
***
あのとき見なければ今でもわからなかっただろう、たくさんのことを目の当たりに教えてもらいました。
病に苦しむ人とその側にいる者への繊細な気遣いの仕方。
フォローする言葉の選び方。
内密にしている情報を訊かれたときの答え方のアドバイス。
ときに行動のすばやさが命につながること。
「なにかあったら、弘前の母さんに言ってね。」
なかなか人を信頼しない私を、その言葉を裏打ちする確かな行動で、何度も辛抱強く説得してくださったことも。
こんな素敵な大人になりたい! そういうお手本です。
年上の知人たちは、この考えなしの若人たちは、本当にもう!!ええ加減にしなはれ!!!(と各々、函館方言と津軽弁と南部方言と庄内方言で)と思ってらっしゃったでしょうが、素敵すぎるフォローをあふれるほどにくださいました。
***
あのとき見なければ今でもわからなかっただろう、たくさんのことを目の当たりに教えてもらいました。
病に苦しむ人とその側にいる者への繊細な気遣いの仕方。
フォローする言葉の選び方。
内密にしている情報を訊かれたときの答え方のアドバイス。
ときに行動のすばやさが命につながること。
「なにかあったら、弘前の母さんに言ってね。」
なかなか人を信頼しない私を、その言葉を裏打ちする確かな行動で、何度も辛抱強く説得してくださったことも。
こんな素敵な大人になりたい! そういうお手本です。
2009年09月04日
答えようがない
「彼女と芥子菜ちゃんは、本当に仲がよいね。」
私たち2人がまだお互いの近くに住んでいた頃、周りの人からよくそう評されたものでした。
もっとも、このようなコメントをいただくと、「あぁこの方はわかってらっしゃらないなぁ」と感じました。そして、両目をあたかも眩しそうに細め、唇の両端を持ち上げるよう動かして、「そうですか~そう見えますか~」と返すのが常でした。
自分は今とても失礼な対応をとっている。そう承知していながらの返答でした。
私たち2人がまだお互いの近くに住んでいた頃、周りの人からよくそう評されたものでした。
もっとも、このようなコメントをいただくと、「あぁこの方はわかってらっしゃらないなぁ」と感じました。そして、両目をあたかも眩しそうに細め、唇の両端を持ち上げるよう動かして、「そうですか~そう見えますか~」と返すのが常でした。
自分は今とても失礼な対応をとっている。そう承知していながらの返答でした。
2009年09月01日
見しやそれともわかぬ間に
こんなところにいるはずもない友人に酷似した方を見かけた。
というより、咄嗟に彼女だと思った。
直射日光をさえぎるために、かしげた日傘を少し高めに保持する手の甲の角度。
目的地に向かってまっすぐ、身体の芯ごと動くリズミカルな歩き方。
鋼鉄のように伸びた隙の無い背筋。
そして、いかにも彼女が選びそうな色合いとテイストの服装だった。
***
一瞬後に、吐き気がした。胃がきりきり痛む。
遅れて身体全体が揺れるような大きな眩暈が始まった。
頭の中では至極冷静に、いま記憶したばかりの画像を巻き戻して分析する。今、見た方のほうが、ひざ上が細長かった。遠目だから定かではないが、身長もたぶん2センチくらい異なる。きっと違う方だ。自分を納得させて、呼吸が楽になる。
ここにいるはずもないのにとびっくりしたのか、違う人だから安心したのか。
本当は、会いたいのか、会いたくないのか。私の本音はどこにあるのだろう。
というより、咄嗟に彼女だと思った。
直射日光をさえぎるために、かしげた日傘を少し高めに保持する手の甲の角度。
目的地に向かってまっすぐ、身体の芯ごと動くリズミカルな歩き方。
鋼鉄のように伸びた隙の無い背筋。
そして、いかにも彼女が選びそうな色合いとテイストの服装だった。
***
一瞬後に、吐き気がした。胃がきりきり痛む。
遅れて身体全体が揺れるような大きな眩暈が始まった。
頭の中では至極冷静に、いま記憶したばかりの画像を巻き戻して分析する。今、見た方のほうが、ひざ上が細長かった。遠目だから定かではないが、身長もたぶん2センチくらい異なる。きっと違う方だ。自分を納得させて、呼吸が楽になる。
ここにいるはずもないのにとびっくりしたのか、違う人だから安心したのか。
本当は、会いたいのか、会いたくないのか。私の本音はどこにあるのだろう。
2009年08月28日
うつの人の側にいるには
ひょんなことで意気投合した方に「友人がうつで」とお話したところ、意外なほどの真剣さで《うつ病の人の側にいるときに、一番気をつけることは何?》と訊ねられた。
そこで、こちらも真面目に、しばし押し黙り、じっくり考え、ついにしかしどこからかところてんのようにぽろっと押し出されてきた答えは、「相手の感情に巻き込まれないこと、冷静でいること」だった。
***
うつ病の人は、ちょうど溺れかけている人に似ていると思う。
特に、必死にもがいている人を助けようとして、性急に水に入り、巻き込まれて自分も一緒に溺れては、助けになれないところが。
むしろ、必要なのは、泳げない私は水には入らず浮き輪を投げた方がよいというような冷静沈着な判断だったのだろう。とても難しいことだけど。
彼女の、普段とはかけ離れた反応も見た。でも最も病が重篤だったときでさえ、その人らしさ、その本質的なところは失われなかった。
その彼女らしさの発揮の仕方が、いつもと異なっても、そこから窺える発端と過程に目を向けていたこと、そして彼女にとって長期的な益を志向しようとしていたことを思い起こさせてくれる問いだった。
妙に、安心した。
そこで、こちらも真面目に、しばし押し黙り、じっくり考え、ついにしかしどこからかところてんのようにぽろっと押し出されてきた答えは、「相手の感情に巻き込まれないこと、冷静でいること」だった。
***
うつ病の人は、ちょうど溺れかけている人に似ていると思う。
特に、必死にもがいている人を助けようとして、性急に水に入り、巻き込まれて自分も一緒に溺れては、助けになれないところが。
むしろ、必要なのは、泳げない私は水には入らず浮き輪を投げた方がよいというような冷静沈着な判断だったのだろう。とても難しいことだけど。
彼女の、普段とはかけ離れた反応も見た。でも最も病が重篤だったときでさえ、その人らしさ、その本質的なところは失われなかった。
その彼女らしさの発揮の仕方が、いつもと異なっても、そこから窺える発端と過程に目を向けていたこと、そして彼女にとって長期的な益を志向しようとしていたことを思い起こさせてくれる問いだった。
妙に、安心した。
2009年08月10日
2009年08月07日
2009年06月11日
回想
最近、脈絡なく、ばさっと思い出すシーンが多すぎて。
とりあえず放念するために、書き出しておくことにする。
1.友人と一緒に毎週通ってた、某大学病院精神科の待合室。
とにかく照明が暗かったという印象がある。あんなに暗くていいのかってくらいに。床は薄汚れたベージュのリノリウムで。病人じゃない自分も周りの空気にやられそうになるから、と明るい色の服を選んで着ていってました。
2.幻聴があるから、うつ病以外に統合失調症も医師に疑われていると言った瞬間、目がマジになった薬剤師な友人(親代わりのように面倒見てもらってた方)。
3.そんなてんやわんやの最中に、突然母が私に会いに来ると言い出して、その薬剤師なお方と母と私で三者面談。もし統合失調症だったら、うちの立ち位置が危ないから、と心配してくださったわけですね。
4.彼女立会いのもと、彼女のお父上に病状説明。(他人に甘く身内に厳しいお父様に、彼女一人だけだと強がっちゃうから。。その後、病院にも来ていただき、医師から説明をしてもらう。)
5.坑うつ薬服用による肝障害で急性肝炎。約1週間の入院。
ご飯がおいしくて、綺麗で静かなこぢんまりとした病室でした。
珈琲が飲めない~という訴えをよーく覚えてます(笑)
前後の時系列が実に微妙。日記を読み返せば、わかるだろうけど、手に取りたくない。重そう。1tくらいあるかもしれません。
とりあえず放念するために、書き出しておくことにする。
1.友人と一緒に毎週通ってた、某大学病院精神科の待合室。
とにかく照明が暗かったという印象がある。あんなに暗くていいのかってくらいに。床は薄汚れたベージュのリノリウムで。病人じゃない自分も周りの空気にやられそうになるから、と明るい色の服を選んで着ていってました。
2.幻聴があるから、うつ病以外に統合失調症も医師に疑われていると言った瞬間、目がマジになった薬剤師な友人(親代わりのように面倒見てもらってた方)。
3.そんなてんやわんやの最中に、突然母が私に会いに来ると言い出して、その薬剤師なお方と母と私で三者面談。もし統合失調症だったら、うちの立ち位置が危ないから、と心配してくださったわけですね。
4.彼女立会いのもと、彼女のお父上に病状説明。(他人に甘く身内に厳しいお父様に、彼女一人だけだと強がっちゃうから。。その後、病院にも来ていただき、医師から説明をしてもらう。)
5.坑うつ薬服用による肝障害で急性肝炎。約1週間の入院。
ご飯がおいしくて、綺麗で静かなこぢんまりとした病室でした。
珈琲が飲めない~という訴えをよーく覚えてます(笑)
前後の時系列が実に微妙。日記を読み返せば、わかるだろうけど、手に取りたくない。重そう。1tくらいあるかもしれません。
2009年05月16日
擦過傷のように
ものにちらりと汚れがついたから、使えないと、捨てる人。
瑕僅を見過ごすことなく、容赦なく処分する人を見ていて、寒々しく感じる。
いつか人も同じように切り捨てるのではないか、と。
手厳しく他の人を批判するやり口に、自分もいつかそうされるのだろう、と予感する。
胸の底がちりちりする。
一緒にいて、傷つくとは、そういうことだった。
瑕僅を見過ごすことなく、容赦なく処分する人を見ていて、寒々しく感じる。
いつか人も同じように切り捨てるのではないか、と。
手厳しく他の人を批判するやり口に、自分もいつかそうされるのだろう、と予感する。
胸の底がちりちりする。
一緒にいて、傷つくとは、そういうことだった。
2009年04月28日
うれしかった…
「幸せにしたいと思える人に会ったのは彼が初めて」
と友人が言いました。
思わず胸が詰まりました。
私と一緒にいた頃、全身で「私を見て、私を愛して」と叫んでいた彼女の成長を感じるフレーズだったからです。
こう言わしめた、会ったこともない彼女のパートナーに、私は心から、感謝と敬意を、表します。あの子を大切に扱ってくれて、ほんとうに、ありがとう。
彼女の親代わりとしての私の役割はこれで終わったのだと、はっきり悟った瞬間でした。
と友人が言いました。
思わず胸が詰まりました。
私と一緒にいた頃、全身で「私を見て、私を愛して」と叫んでいた彼女の成長を感じるフレーズだったからです。
こう言わしめた、会ったこともない彼女のパートナーに、私は心から、感謝と敬意を、表します。あの子を大切に扱ってくれて、ほんとうに、ありがとう。
彼女の親代わりとしての私の役割はこれで終わったのだと、はっきり悟った瞬間でした。
2009年04月21日
青春のしょっぱい思い出
自分の限界を越えて、何かをし続けようとした記憶が、一度だけあります。
それは私が学部3年の秋~冬です。
中程度のうつ病と診断され、急激に悪化し続けてゆく友人の傍らに居続けた半年間でした。
初めて病院について行ったときから彼女が卒業するまで書き続けた日記を、あれから読み返したことはありません。
本人の前では冷静に、淡々と話を聞き続ける姿勢を保てていたと思っていますが、自分の部屋に戻ると滂沱の涙を流した日々を振り返る勇気はまだないのです。
それは私が学部3年の秋~冬です。
中程度のうつ病と診断され、急激に悪化し続けてゆく友人の傍らに居続けた半年間でした。
初めて病院について行ったときから彼女が卒業するまで書き続けた日記を、あれから読み返したことはありません。
本人の前では冷静に、淡々と話を聞き続ける姿勢を保てていたと思っていますが、自分の部屋に戻ると滂沱の涙を流した日々を振り返る勇気はまだないのです。