京つう

日記/くらし/一般  |北海道・東北地方

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Posted by 京つう運営事務局  at 

2013年03月14日

「発 達 障 害 は 治 り ま す か ?」を読んで(二)

著者の診察を受けに、鹿児島に行ってきました〜これが前回(一)まで。

帰宅してからの変化はたくさんある。

自転車に乗ってるときの姿勢が良くなったり、
以前聞いたときは細かすぎて聞き込めなかった、より複雑な音楽を楽しめるようになったり、
鍵のありかを探さなくても手が覚えてることが多くなったり、
残業してても「(ふらふらしてるから)帰れ」と言われなくなったり。

けれど、いちばんは、「わたしは、いま、ここにいる」という感覚を強くもつようになったことだ。
これは凄い。
これじゃ、世の中のひとが、だれかに働きかけよう、話そう、という気にもなるわけだと納得しました。
自分の言葉も相手に作用するということを素直に信じられる。
言葉が相手に届くかどうか過度に心配せずともよい、のびやかさを感じました。

わたしごときがなに言ったって〜という卑屈さの根っこって、これだったのかもしれません。  » 続きを読む


Posted by 芥子菜  at 22:41Comments(0)なんぞなもし

2013年03月14日

自己視点と他者視点

いま、長沼睦雄「活かそう!発達障害脳ー「いいところを伸ばす」は治療ですー」花風社(2011)を読んでいます。

この本で知ったのですが、空間認知を、自己視点と他者視点のどちらで捉えるかは、左右の頭頂葉の発達バランスが関係してるのだそうです。
しかも、どちらかが弱ければ代償機能として、反対側が強くなるのだと。

それで思い出したのは、わたしは、ものごころついたときから中学生くらいまでずっと他者視点が優勢だったこと。
厭なクラスメートに詰め寄られた時、歩いている時、テストを受けてる時、かくれんぼしている時。
どれも、頭上から、横から、斜め後ろから、物陰から「自分を見ている」映像で記憶している。
自分の視点からものを見られるようになったのに気づいたとき、ドラマの主人公みたいな目線だ!!って思いました。

あれは、まさしく世界が変わったようでした。  


Posted by 芥子菜  at 22:25Comments(0)なんぞなもし