おうちモードと省略したい時候の挨拶

芥子菜

2010年01月03日 23:50

2010年が、始まりましたね。
もっとも出社すれば、そこでは2009年12月29日と30日分の仕事が待っているのですが。。

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行きつけのブログでは、きちんと新年の挨拶や抱負など立派に書かれているところが多くて、凄いなぁという気分です。

当ブログでは、そういったことは望めないでしょう。
なぜといって、芥子菜は、時候の挨拶が苦手、だからです。

別人になりきれば、できますけどね。
なんというか、どうしても、収まりが悪い。
できれば、したくないもののひとつ、です。
なので、ここでだけは、省略させてください。
ごめんなさい。

こういうのは、内田樹先生の著書を読むと、ものすごく悪いこと(というより、損なこと、というべきでしょうか?)をしてるような気がしますけどね。

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時候のあいさつの気味悪さは、ふだんしゃべらないひとが正面きって大声で近づいてくるから、でもあります。
(特に、母の実家の親族はみな声が大きいので、その声の大きさで、ばちっと頬をたたかれたような錯覚さえ覚えます。実際に頬を叩かれた経験はないはずなのですが)
中身に意味のないことばを交し合う不気味さと表情がつりあわない。

仕事が始まって、ぱちっとスイッチを切り替えたら、別人みたいに笑顔をつけて、(多分)大声で唱えられるんですけどね。
これをわたしのなかでは、別人になる、とか、仮面をかぶる、と言い慣わします。

大晦日に祖母宅を訪ねていましたが、身体がすっかりおうちモードに入ってしまっていました。
顔が強ばってしまい、即物的な会話を続けるのも難しかった。
気ぃつかいーの叔母が、なんか知らないけど、そんな芥子菜をもちあげてくれまして、もうどうにでもしてくれーぃな気分でした。
いつもは電車で行く道のりを、弟K氏の運転する車で送ってもらったため、モードを切り替えるタイミングを逃したのかもしれない。。

休みはとかく疲れます。

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