歩く・走る

芥子菜

2010年07月04日 15:15

弟Rは、足をつかうのが下手みたい。
小1くらいまで、親と手をつないで歩けなかった。
手をつないで一緒に歩いていると、つないだ手をするりとぬけだして、もつれそうな足で、たったったと両親より先に走っていってしまう。

(母に訊くと、(あなたたち)みんな、そうだったわ、だからぎゅっと手を握ってた、と言う。
そういうわけで、母に握られた手が痛かった、というのはわたしたち兄弟の共通の思い出。)

で、小2くらいまで、両足がからんで、転びそうになりながら、走ってたし、実際よく転んでいた。
酷い内股で、地面を足の外側だけで蹴ってる風で、身体が左右に振れていた。
なんでそうなるのか、わかんないんですけどね。

***

ただそれを見てて、わたしも小1くらいのとき、走り方に悩んでたなぁって思いだした。
走るってどう足を動かせばいいんだ?ってね。
で、クラスメイトの走り方で、覚えやすい人の真似をした。

(ただ、今考えれば、その子の走り方も変だった。だから覚えやすかったのだろうけど。)

ことばが通じる芥子菜だから、走り方もことばで説明してもらってれば、きっとわかったはず。(体育の先生で、言葉で指導する人って、わたしは会ったことないけど。)
ま、いつものごとく、ひとりで疑問をかかえて、周りを観察し、ひとりで結論をだしたということ。

で、運動会を見に来た両親になんでそんな変な走り方になるわけ?って訊かれました(笑)

追記)Rは今、車道と歩道を分ける白線やブロックの上を歩くのにはまってます。
交通量の少ないときは、ま、いっかーと思って、黙って見守っています。
多分これも後々、役に立つはずだと信じて。
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