京つう

日記/くらし/一般  |北海道・東北地方

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Posted by 京つう運営事務局  at 

2011年09月25日

今はもうない庭の記憶

子どものころに遊びに行ってたおうちの今はもうない庭が、
頭の中にぼうーっと浮かびます.

夏休みにはその庭で絵を描いたり、
でっかい真っ黒の毛並みつやつやの犬と遊んだりした.
毎年よく生る無花果の木があって、
決まって、もう寒いくらいに涼しくなった頃に皿に盛られて出てきた.
その横枝の下には青っぽい陶製の椅子と机が置かれていた.

そして、門から母屋までの飛び石とその境目の湿っぽそうな土、
手水鉢やポストの横の一輪挿しによく生けてあった鮮やかなサンダーソニア.
離れの本棚の上には地球儀、長崎のビードロ、ゆらゆらと首が揺れる張り子の虎.
2階へ通じる階段は、てらっと黒光りする古い木の戸の向こうにあった.

今もそこを歩き回るようにあちこちが鮮明に見えるってことは、
たぶん好きだったんだろうな.
庭だけじゃなく、このお家も.
それに、この家に住んでた人たちも.

その家の刀自は、小学生のわたしがなにか上手く切り返したときに
ながれいし!と笑いながら言われるような方だった.
洋装も和装もお洒落で、家の中も少しずつ季節が流れていた.
ご自身が女学生の頃に兄弟のなかで初めて
映画を見に行って父親にひどく叱られたことや
高校に進学したのはクラスで3人だけだったこともあっさり話された.
お客さんが多いときは、お茶を淹れるようによく言われた.一度に20人分以上も用意したのは、この家でが初めてだった、
なによりもなにかマナー違反をすれば、その場で冷静に注意してくれる方で、
わたしにはそのわかりやすさが過ごしやすかった.

うん、きっと好きだったんだろう.
今でも自分がその場にいるように思い出す.
あの静けさ.しっとり感.物珍しい置物.安心感.

厭な記憶が焼き付くこともあるけれど、
反対に楽しい記憶に遊べるのは
たしかにわたしの強みなのかもしれない.  


Posted by 芥子菜  at 22:45Comments(0)みどり

2011年09月25日

明日から仕事

おはようございます.

洗い立てのシーツが心地よくて、寝過ぎてしまった.酷暑が過ぎてほっとしてる芥子菜です.

今はわりと元気です.
記録をつけてない梅雨から夏の間に、思い知ったことは、通勤手段をできるだけ体力を使わない方法にした方がよいということです.
体力をつけるどころか、仕事にいろいろ差し障りがでかねません….

息抜きに、先週は飛行機で外出しました.
やっぱり北が好きだと再確認しました.
呼吸しやすくて、姿勢が崩れないし.
頭が冴えます.
ご飯も食べ過ぎなくて、いい感じ.
なんでだか本当の理由はわかりませんが.
さて、明日から仕事です.

それから、日々の記録をつけようと思います.
やっぱり記録しないと、いろいろ一瞬で忘れてしまって学習できなかったので.(弟にもそう指摘されましたし.)  » 続きを読む


Posted by 芥子菜  at 13:31Comments(0)ささやかな