京つう

日記/くらし/一般  |北海道・東北地方

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Posted by 京つう運営事務局  at 

2009年09月30日

いやだ、と言えますか?

Rが最近、TくんやYくんとは遊びたくないと、表明するようになりました。
「なんで?」って訊くと、「ぼくのこと追いかけるから」だそうです。

***

私、君ぐらいの年齢のとき、何が厭とか、誰と一緒にいると不快かって、わかってなかったわ。もちろん言葉にも、ならなかった。
すごいね、R。

私が、母からの頼まれごとを断る(!!)ときに「いやだから」って言えるようになったのは、大学卒業後のことでした。
これを使うと、もう一度、頼み込まれたりしませんわ、流石に(笑)。
便利なことに、ようやく気づいたのです(おほほ・・・)。

その後、遅れてきた反抗期のように、「いやだ」がマイブームになりました。
(でも、これって第一次反抗期レベルですよね!)
結局そのブームは、Rにも若干うつってきたなと気づいたときに、自ら終局させたのですが。

***

この年齢で、何が自分にとって不快なのかを分かって、言葉にできるRを、私は本気で尊敬します。私にはできなかったことをしているから。

そういう察知能力が、なにかを分けるときもあるということを最近つらつら考えていたので、よけいにそう思います。
自分の心身を決定的に損ねるおそれのあるものから、逃げてよい、声を上げてよいのだと心得ている人は、基本に強い土台を持ち合わせているような気がしてなりません。  


Posted by 芥子菜  at 07:06Comments(0)うちんち

2009年09月27日

不眠症?

夏休みが終わり、2ヶ月ぶりに会った友人は、酷く覇気が感じられませんでした。
休み前から眠れないのが続いていると聞いておりましたが、ひどく重く沈んだ雰囲気だったのです。
近くの医院で眠れないからと診察を受けたが、睡眠導入剤を飲みはじめて朝起きづらいのが酷くなった…と彼女は述べました。

***

後期が始まって数週間、いっこうに状況は改善されずあの病院で大丈夫なの?って話しをし始めた頃。
薬の影響で朝起きられないから、朝食の時間に間に合わないと彼女が言いました。(朝夕の食事つきの住まいにいたのですが、朝食がサーブされるのは9時まで!)
芥子菜(私です)と夕食が一緒でなければ、1日に口にするのは大抵コーヒー数杯と、ソイジョイまたはマグヌードルだけだとも。

***

それを聴いて、あまりのことに、内心でぎゃーっ!!と叫びました。
もしもし、お嬢さん??両方ともそれらだけで1日賄えるような代物ではありませんわよ!(*_*)
  


Posted by 芥子菜  at 22:54Comments(0)とも

2009年09月20日

予告編とタスクの切替と簡潔な言い回し

弟Rに今していることを中断して何かをするように勧めなければいけない場合は、例えば大好きな歌を1曲聴いたら、漢字プリントの宿題をしようね?と予告をうっておきます。
このワンクッションが有るのと無いのとでは、その後のRのやる気も進行の滑らかさも大違い。

彼は、タスクの瞬時切替が苦手なのです。今は、一度こうして予告しておけば、そのとおりに実行する率が高くなってきました。すごい!R!!

***

タスクの切替といえば、母に土壇場で指示されたり、その指示をあっさり変更されたときの、彼の内心の混乱ぶりはわが事のようで(私もRと同じく母の気紛れに振り回されてきたので)身につまされます。
Rの目がぴたっと真ん中で止まって、今言われたことを一生懸命理解しようと頭の中で疑問符が一杯飛ばしてる様子を見て、私は何度母の言葉を彼に通訳したことでしょう。

そのたびに「Rはお姉ちゃんの言うことだけ聞く〜」と母に不満そうに言われます。しかしながら、私の指示しか聞かないという言葉には疑問を感じます。

Rは、明快な言葉で、簡潔に述べるなら、ストレートに通じます!
現に担任の先生の指示は通るし、私の友人とは会話もできる。
率直な言葉。単純な言い回し。Rと会話するコツは、これに尽きるのに。

おもちゃを片付けてほしいと思ったときに、
なんでこんなに散らかすの?(怒)片付けなさーい!!(怒・怒)だと、Rにとっては母の不満の表明だというだけ。
特に後半のことばはほとんど耳に入っていないと思った方がいいくらいだと、私は感じています。

私が言うのは、片付けの時間になりましたよ。どれから片付けますか?だもの。

ぜんぜん違うのになぁ。母とRの意思の疎通にいたる道は、きっと果てしなく遠い。  


Posted by 芥子菜  at 11:29Comments(0)うちんち

2009年09月18日

困ったときの父親頼み

いつもご来訪くださるみなさま、お久しぶりです。

秋らしく物思いに耽って、数日留守にしておりました間、最新記事があんまり内省的なのが申し訳なく、気分転換に軽い話題(=無花果)を取り急ぎ、公開した次第です。

ここいらで青森産無花果は入手しがたいかと…。でも近所の無花果は、青森産に似て、小ぶりで、緑のまま収穫されているとの情報を聞き付けました。何処かで売られていないかしら?

閑話休題。

なにかがとってももやもやしているのに、そのなにかが何なのか掴めない状態が続いていました。何かを書いては、違う、書きたいのはこれじゃないと消し…、原因を探るのにずいぶん手間取りました。

内にこもって悶々としているのに飽いて、ぽつりぽつり話し出しました、一番私のことをよく把握してらっしゃる方に。
父上、ありがとうございました!
きっとそのまま考えてるだけでは、全体像も因果関係も対処法も1人では見えてこなかったでしょう。

今回の1件に関しては、もうすぐ浮上できそうです。

***

枝葉を取っ払ってみれば、トラブルの種は昔馴染みのものでした。。

人間関係ってたまにひっくるめてぽいってしたくなる。これに関して、何とかなる日は来るんかいな~一度は向き合おうとしたのに、また逃げようとしている。
はあぁ…、いつまで経っても進歩がないわ…。  
タグ :物思い


Posted by 芥子菜  at 08:41Comments(0)うちんち

2009年09月16日

figs made in Aomori

青森の名産といえば、林檎!といわれることが多いのですが、まだ若干林檎には早いこの時期の私の一押しは、無花果(イチジク)です!
地元の人は、果物はお金を払って食べるものじゃないとか、そもそもあれは食べられるものなの?とか悲しいことをおっしゃいますけどね。

青森の無花果、とっても美味しいんですよ~!
一般的にスーパーマーケットで売られているものとは違って、あまり表皮も中身も赤くならないですし、ぐっと小ぶりです。気候の差か、ひょっとしたら品種が違うのかもしれませんね。

生食もよいのですが、加熱した果物に抵抗の無い方にぜひお試しいただきたいのが、とろっとバルサミコ酢をかけて電子レンジで蒸したもの。
個人的に、最高に美味しいと思うものの一つです。
もしも機会がありましたら、ぜひどうぞ~  » 続きを読む


Posted by 芥子菜  at 22:18Comments(0)ちらちり

2009年09月15日

全力投球

仕事に全力投球!
久しぶりに周りが見えないくらい集中してた。
周囲の(特に午後の)動きが、殆んど記憶にない…。
処理すべきものをどんどん持って来てもらうたびに短い会話をしていた記憶はうっすらあるけど。
こんなに一点集中しててええのかわからへんけど、精度は上がるし、何よりこれだけ集中できると気持ちいい~
あっという間に1日が終わりました。
こんなに仕事が楽しいと思ったのは初めてかもしれない。

***

上記とは別件(?)で、上司に初めて(とある仕事を)「パーフェクトやな」って誉められました!!!!

よっしゃ!
次もやったるで!

素直にやる気を出す部下です。  » 続きを読む


Posted by 芥子菜  at 18:37Comments(0)ちらちり

2009年09月12日

逃げるな!自分!!


友人をめぐる一連の出来事を書き始めて、殊更に自分を正当化しようとしていることが意識されます。あまりの自意識過剰さ加減に、いっそ自家中毒をおこしそうでした。

かつての自分の一生懸命な業を反省するのは手痛いです。
でも、自分の至らない点ときちんと向き合わないと、消化不良のまま先送りすることなってしまいますから。(精神的エネルギーの未払い利息は、恐ろしいですしね!)

どれほど辛かろうと、自分と向き合う勇気は、持ちあわせていたい。
自分からは、逃げたくない。
切実な心境です。  


Posted by 芥子菜  at 08:44Comments(0)なんぞなもし

2009年09月11日

素敵な大人の見本

友人に診断がおりた頃の私って暴走していたなぁとしみじみ。

年上の知人たちは、この考えなしの若人たちは、本当にもう!!ええ加減にしなはれ!!!(と各々、函館方言と津軽弁と南部方言と庄内方言で)と思ってらっしゃったでしょうが、素敵すぎるフォローをあふれるほどにくださいました。

***

あのとき見なければ今でもわからなかっただろう、たくさんのことを目の当たりに教えてもらいました。
病に苦しむ人とその側にいる者への繊細な気遣いの仕方。
フォローする言葉の選び方。
内密にしている情報を訊かれたときの答え方のアドバイス。
ときに行動のすばやさが命につながること。
「なにかあったら、弘前の母さんに言ってね。」
なかなか人を信頼しない私を、その言葉を裏打ちする確かな行動で、何度も辛抱強く説得してくださったことも。

こんな素敵な大人になりたい! そういうお手本です。  


Posted by 芥子菜  at 23:15Comments(0)とも

2009年09月10日

いざ尋常に、勝負!

とある資格試験の受験日がそろりと近づいております。。

業務にとってもとっても関係の深い資格なもので、取得するように、1年目から職場でさんざん勧められてました。。(1年目で取れたらそりゃぁ大したものだけどね、とは後から告げられた由にございますが)

しかし、まるで基礎が無い状態から学習を始めての受験って辛いですね…。
私は、この件で、今まで小中高大と教わってきた、系統立てた学習方法がいかに身に染み込みやすいかを痛感いたしました。
例外が出てくるたびに、あるいは少し複雑な構造が出てくるたびに、一々を細則として記憶しているようでは、とうていおっつかないし、正確に覚えられるものでもないのですね。
しまった、大学のときにかじっておけばよかった!と少々後悔しつつ、とっても小さな文字の過去問を目を細めて注視しつつ、ちまちまと進めております。

でも、好きじゃない!歯が立たない、全然興味が湧かない、おもしろくないっ!!
「わからない」ということは、「つまらない」ということなのね、という真理を得心している次第にございます。(やる気がないなぁ。だめじゃん!)  


Posted by 芥子菜  at 07:21Comments(0)ちらちり

2009年09月09日

また美味しくなった!

数多のお店が出現しては、消えて行く流れの中で、自分のお気に入りのお店が続いてくれますようにというのは、かなり切実な願いの一つではございませんでしょうか?

とくに、食の分野においては、店舗が存在し続けるに甘んじるのみならず、同じ水準の味を提供し続けるのが如何に困難なことか。(私のほんの数年間の)記憶の中を数え上げ始めると、ため息を零さずにはいられません。
かつてとても美味しくいただいたお店を再訪し無言になってしまったことも、きっとみなさまご記憶におありのことでしょう。

さらに、一度味が落ちたお店がもとに戻る(もしくはそれ以上!)ケースのなんと稀なことかも。それはさながら、一旦道を失った王が回復する可能性がないわけではないのに、その例は極めて少ないと呟いた延麒@十二国記を髣髴とさせるがごとくでございます。
皆様ご存知の通り、落ちるのは早く、しかして復興したところは数え上げることすら困難なのでございます。

***

上記のごとき経験をつまさった私は、かくのごとく思い定めるようになりました。
すなわち、一期一会なのだと。

今を充分享受すること。
この美味しい料理に出会えたことを喜ぶこと。
そして、叶うならばそれをお店の人に伝えること。
もしも、出かけていって同じお店で、またもや美味しいと思う味に出会えたならば、それは以前にも増して喜ばしいことなのだと。
再び美味を提供していただけたシェフに心からの敬意と感謝を覚える次第にございます。

***
失敬。
感動の余り、つい言葉がとまらなくなってしまっていました。

本題は、その極めて稀なる例に立ち会えたこと。

それは、私の好みど真ん中のとある焼き菓子のすばらしさに、かつて毎週通っていたお店のケースです。
しかし、ここ7週間ほど、作り手兼オーナーのテンションの落ち込みと一度は惚れたお味の低迷具合に、足が遠のいておりました。そのお店が、作り手さんの元気復活&以前にも増して美味しくなったです!!
Bravo! wonderful! Большое спасибо!

あまりのお味のすばらしさに、これは家族にも受けるはずと瞬時に回れ右して、お店に舞い戻って「すみません、あまりにおいしかったのでまた戻って来てしまいました。もう一つ追加でお願いします!!」と、カロリィ的にとっても危険な衝動に突き動かされた今夕の出来事で御座いました。  


Posted by 芥子菜  at 21:07Comments(2)ちらちり

2009年09月08日

ビー球の煌めき

まだ1歳くらいの小さなお子さんが、お母さんと手を繋いで歩いてらっしゃった。
日差しがまだ真夏のようにぎらぎらと光る午後2時前後。
アスファルトの黒い道をゆったりのったり、お子さんの小さな歩幅にあわせて親子が進む。

お子さんは右手をお母さんとつなぎ、左手に小さな紺色のヴァイオリンケースを提げてらっしゃる。
自分の身長より少し小さなくらいのスケール用のケースがたいそうかわいらしい。
足が一歩前へ出て、後ろ足が追いついて、そのたびにゆ~らゆら~りと、地面にぶつかりそうでぶつからない絶妙な高さの手の位置。

ちいさな子には重いんじゃないかな~。でも、ちゃんと持ってるなんてすごーい!と思っていると、そのゆた~りのリズムが急遽アレグレットへ変わって、その子は数歩かけていき、ヴァイオリンケースをすとんと横に置いて、しゃがみこまれた。その目線の先では、お店のアクセントとしてコンクリートに半ば埋められたビー球がきらきらと輝いていた。

お連れのお母様は、バイオリンを道に置かないの!と少々憤慨気味でしたが、私はビー球の輝きに目を奪われて駆け寄らずにいられなかったその子の感覚を共有してしまっていました。呼びかけにも上の空の、煌めきに魅了された状態を。

だってお日様がきらきらして、とっても綺麗だよ…お母さんって。  


Posted by 芥子菜  at 23:23Comments(0)ちらちり

2009年09月07日

語られなかった無数のことば

京つうブログの書き手の皆さまはご承知の通り、このブログには、下書き機能というものが付いております。

便利だ~とよく利用しています。とくに、私はちまちま携帯で記事を打つことも多いため、ブログに記事をアップする際に、これで書き終えたのかどうかを迷ったときに、よく下書きでっ!!と、一旦うっちゃっていました。
で、ふっとPCから見ると、下書きばっかり。次ページに行かないと記事一覧に最新公開記事が見えてこないくらいに下書きが溜まってます。(日数を空けて、更新がないときは、大抵この状態で止まっています。)
(書きたいのは何だったっけ??あの記事はもうアップした気もする…と記憶も曖昧に。)

***
対策は、全ての下書き記事を削除すること。それを惜しいと思い、躊躇っていたときもあったのですが、そのままでは埒が明かないため仕方ありません。

で、なぜか全部消すとまたほわっと下書きとは別のことが書きたくなり、公開設定で何についてどこまで書いたかも記憶鮮明になり。―あの雲霞のごとき下書きたちは一体何だったというのだろう…。

そんなわけで、本日もさくさく下書きを削除するところから始め、こうして公開記事をアップするに至ったのでした。(お粗末さまでした!)  


Posted by 芥子菜  at 12:53Comments(2)ささやかな

2009年09月04日

答えようがない

「彼女と芥子菜ちゃんは、本当に仲がよいね。」
私たち2人がまだお互いの近くに住んでいた頃、周りの人からよくそう評されたものでした。
もっとも、このようなコメントをいただくと、「あぁこの方はわかってらっしゃらないなぁ」と感じました。そして、両目をあたかも眩しそうに細め、唇の両端を持ち上げるよう動かして、「そうですか~そう見えますか~」と返すのが常でした。

自分は今とても失礼な対応をとっている。そう承知していながらの返答でした。  
タグ :友人会話


Posted by 芥子菜  at 22:33Comments(0)とも

2009年09月03日

本日、私用のため。

本日は、急遽、家族の都合で職場にお休みを頂きました。

代わりに、ふだんは顔を見せない色んなところへ行って、いつも弟がお世話になっております、とご挨拶を繰り返した。
そのたびに、うわぁ、お姉さんなんですか!?と驚かれること数度。
そんな意外な風に見えたんだろうか?
新しい先生かと思ったとは、Rの担当教諭の言。

***
予定していた進行とは別の突発事項が多すぎて、1日1仕事!とアメリカ帰り直後の指導教官が諭してくださったフレーズを、うわごとのように唱えておりました。
先生~!1日1仕事じゃ終わりません~。

***
明日からは、通常業務。期日に向かって、少しづつタイムテーブルに沿って進める作業が始まる。大好きなお仕事!全体から見ると、ここまでし終えたのね~感が特に好き。ほっとするから。(…幸せな人だ)  


Posted by 芥子菜  at 20:00Comments(0)うちんち

2009年09月03日

1に観察。2に推察。

弟Rと私は、彼がまだことばをしゃべれなかった頃から、ツーカーの仲でした。
当時から、私よりずっと長い時間、Rと一緒にいる母は「Rの欲しいもの(/嫌いなもの/したいことetc)がなんでわかるの??」と発言されていましたが…。
私に言わせれば《なんでわかんないの?》という感じでした。

***
リーチの1つは、Rと私の好き嫌いの感覚がとてもよく似ていたこと。でもそれだけとは思えませんでした。

Rは、無言で恐らくは意図せずにでしょうが、はっきりボディランゲージで意思表示してるのに。ひょっとしてお母さまはこれを全部見過ごしてらっしゃるとか…?
だから、私の無言の意思も伝わってない、とか………?

***
母が私を理解できた試しがないと述べた理由を、妙に得心した瞬間でした。  


Posted by 芥子菜  at 07:26Comments(0)うちんち

2009年09月02日

今様・稗田阿礼状態

私の疲労状態の極致として、頭に浮かんだ文章が片っ端から口に出てくる場合がある。
まるで熱に浮かされているようなもの。睡眠不足の時になりやすいということまでは、把握ずみ。
対象となることばは、めっちゃランダムだけど大抵は文字として目にしたもの。古今の詩歌、素敵な書体の案内文、いつかどこかで交わされた虚構や現実の会話。
とにかく詞。辞。ことば。

水温む いつかは 溶ける砂糖菓子 またウィルフリド! ウィルフリドの中からおが屑を叩き出してやるわ 主役は君と僕の 脇役のいないストーリー 汲みにいかめど道の知らなく ひとりなる わが身の影をあゆまする 甃のうへ 春の野に傷ついた獣のごとく レアンドロのプール入口が…(出典擬きは追記に。)

切り取られた言葉の洪水。  » 続きを読む


Posted by 芥子菜  at 19:21Comments(0)なんぞなもし

2009年09月01日

見しやそれともわかぬ間に

こんなところにいるはずもない友人に酷似した方を見かけた。
というより、咄嗟に彼女だと思った。
直射日光をさえぎるために、かしげた日傘を少し高めに保持する手の甲の角度。
目的地に向かってまっすぐ、身体の芯ごと動くリズミカルな歩き方。
鋼鉄のように伸びた隙の無い背筋。
そして、いかにも彼女が選びそうな色合いとテイストの服装だった。

***
一瞬後に、吐き気がした。胃がきりきり痛む。
遅れて身体全体が揺れるような大きな眩暈が始まった。
頭の中では至極冷静に、いま記憶したばかりの画像を巻き戻して分析する。今、見た方のほうが、ひざ上が細長かった。遠目だから定かではないが、身長もたぶん2センチくらい異なる。きっと違う方だ。自分を納得させて、呼吸が楽になる。
ここにいるはずもないのにとびっくりしたのか、違う人だから安心したのか。
本当は、会いたいのか、会いたくないのか。私の本音はどこにあるのだろう。
  


Posted by 芥子菜  at 21:44Comments(0)とも

2009年09月01日

夜のお散歩

夕方になると、日毎に涼しさが増すのがわかりますね。
涼しさに誘われて、ふらっと夜のお散歩へ出かけて、空と月と水と車のライトの流れを眺めました。帰ってきてからも、なかなか寝付けなくて。本日の睡眠は2時間半。

疲れがとれてないだけで、さほど眠くはないのですが、集中力や注意力の点からは、大分まずい事態。
後にならないと発覚しないような大ミスがないように丁寧に当たらないと…。ご用心。  


Posted by 芥子菜  at 12:01Comments(0)ささやかな